教師と育児と、時々DJ。

小学校教師を生業としながらDJとしても活動する中で日々感じていることを書き残していきます。

【これからの時代に求められるであろう人材】昆虫大好き少年

みなさんこんばんは!

3学期が始まり、3日が経ちました。

 

私は小学6年生の担任をしているので、

中学校に向けた話なんかもしながら、

 

子どもの気持ちを少しづつ卒業に向けて

シフトチェンジしているところです。

 

 

さて、私のクラスでは、この2日間で、

「3学期の目標」に貼る顔写真の撮影をしました。

 

 

小学校生活最後の個人写真なので、

児童に次のような条件を提示しました。

 

・6年間で特に思い入れのある場所(大好きな場所)で撮ろう!

 

・自分の個性をどんどん出していこう!

 

 

それぞれが各々、

場所が決まり次第、カメラマンの私を呼びに来ます。

 

 

教室の黒板、学習机、グラウンド、池、バスケットゴール、

 

音楽室、配膳室、図書室・・・・。

 

いろんな場所に行きました。

 

 

それぞれの場所で、

一人一人が思い入れのある場所で、

それぞれの個性が輝く良い写真がとれました。

 

 

そこである少年が、

 

「プレハブの裏にある、クヌギの木のところで写真を撮って下さい。」

 

と言いに来たので、

 

 

「なんでこの場所なの??」

 

と聞くと、

 

彼は、

 

5分間、わたしが止めるまで

 

延々とその理由を熱く語ってくれました。

 

 

要約すると、

彼はめちゃくちゃ昆虫が大好きで、

クヌギの木には昆虫が集まるので、

「昆虫LOVE=クヌギLOVE」

という内容の話なのですが、

 

まあその話が長いww。

そして彼の話している時の表情や熱量がすごい!

なんだか圧倒されてしましました。

 

専門用語が多すぎてよくわかりませんでしたが、

なんだか、生き生きしていて、

見ていて微笑ましくなりました。

 

 

 

でも私はふと思いました。

 

 

これからの時代、

こういう人が強いのかもしれない。

 

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あることにめちゃくちゃ詳しくて、

好きで好きでたまらない。

いつだってそのことばかり考えてしまう。

そんな「個」が強い人。

 

いますよね。

 

そういう人がこの先の社会、

特に必要とされていくんじゃないだろうか。

 

 

前田裕二氏も、著書『メモの魔力』で、

 

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「これまでの時代は、人生を組織に委ねることで生きていけた部分も大きかった。

今後は、組織の中でも個人のスキルや仕事量が今以上に可視化、フィーチャーされていく・・・。」

 

と言っていました。

 

 

従順に言われたことをその通りにやることも大切かもしれません。

しかし、

 

これからの時代、

 

この「昆虫大好き少年」のように、

一つのことに多くの熱量を注ぎ込めるだけの情熱。

 

さらには、

それを多くの人に共感させられるような語り(アウトプット)ができる子。

 

こんな人が社会に求められるんだろうなー。

 

 

これから20年後、

この「昆虫大好き少年」がどんな人生を歩んでいるのか。

今から楽しみです。

 

 

それでは今日はこの曲で。

アリアナ・グランデの「thank u, next」。

 

11月にYouTubeで公開後24時間で5000万回を超える再生数を達成し、

1日の動画再生数で史上最多の記録を樹立した曲です。

 

意外とアリアナは、全米ではこれまで2位が最高位だったようで、

この曲で初めて1位を獲得したそうです。

 

4人の元カレへの感謝を綴った斬新な内容が話題になっています。

それではおやすみなさい。

www.youtube.com