【学級経営】新卒でいきなり担任を持つことになったら
みなさんこんばんは。久々の投稿です。
先日、卒業式を無事に終え、
クラスの教え子たちを送り出すことができました。
担任として幸せな2年間を過ごさせていただき、感謝です。
さて、今週はそれぞれの学校で修了式を迎えますね。
ほっと一安心したいところですが・・・、
修了式が終わると、
担任は次年度に向けた戦略を立て始めなければなりません。
特に重要なのが、学級経営です。
学校現場では、この3月は、教室移動や新年度準備等、
とても慌ただしく過ごします。
そんなこんなで、あっという間に4月に入り、
ろくに準備ができないまま学級開きが行われてしまう例も少なくありません。
その中でも、最も大変なのが・・・、
新規採用でいきなり担任を持つ先生です。
私のように、10年以上も学級担任をしていれば、
ある程度は自分の指導スタイルが出来上がってしまっているので、
これまでの経験や子どもの実態から戦略を練ることができます。
しかし、新規採用でいきなり担任を持つ先生は、
つい最近まで学生だったわけです。
そんな右も左もわからない若手でも、
日本の場合(特に小学校)は、教員採用試験に合格したら、
たとえ1年目であっても、いきなり担任を任されます。
ちなみに私は、「中高体育」で採用されたのに、
いきなり小学校の担任を任されました(笑)((((;゚Д゚)))))))
あの頃の焦りや不安な気持ち・・・今でも鮮明に覚えています。
今日は、そういう若手の先生にアドバイスを送りたいと思います。
①先輩教員に質問しまくろう!〜聞くのは一時の恥、聞かぬは一生の恥〜
今までやったことがないことをやるわけですから、
考えても何も思い浮かばないのは当然です。
ですので、
とにかく恥ずかしがらず、
遠慮せずに、
どんどん先輩教員(特に一緒に学年を組む先生)に聞いてみましょう。
聞く恥よりも、
聞かずに重大な失敗を子どもの前ですることの方が恥ずかしいですよ。
先生方は教えるのが好きで教員になっています。
だから、先輩は喜んで教えてくれると思いますよ。
まずは教えてもらった通り、
真似してやってみましょう。
②書物から学ぼう!〜身銭を切って学んだことは自分に戻ってくる〜
もし質問できないような残念な先輩教員に当たってしまった場合は・・・、
指導事例集や、指導の基本を示している書物が世の中にたくさんあります。
こういう類の書物は値段が高いのですが、
身銭を切って学んだことは、必ず自分に返ってきます。
ケチケチせずに、使えそうな書物は買い揃えましょう。
学級経営に関する書物で、
個人的に一番おすすめしたいのはこれ。
『学級経営は「問い」が9割』という本です。
3年前の書物ですが、結構重宝しています。
今日、久々に読み直しましたが、
今読んでも共感できる部分が非常に多いです。
③まずは集団を指導できるようになろう!〜より良い「集団」が「個」を輝かせる〜
最近の教育現場は、
「一人一人の子ども」という、
「個」に目が行きすぎている気がします。
一人一人の個性を大事にするのはもちろん大切なのですが、
教師は集団を指導するのが本分ではないかと。
「一斉に」とか「集団指導」というと、
最近は、マイナスイメージを持たれる風潮がありますが、
まずは集団を指導することが大切だと思います。
つまり、学級経営で大切なのは、
何を良しとして、
何がならぬものなのかを、
始めに子どもたちにしっかりと伝え、
それを軸にブレない指導を1年間継続すること
だと思います。
さて、来月からいよいよ新たなスタートですね。
みなさん、別れと出会いを大切に、
新年度に向けて計画的に準備を進めましょう。
それでは今日はこの曲。このPVのダチョウ倶楽部好きです。