「アウトプット」とメンタルヘルスの関係について
みなさん、こんばんは。
2018年も残すところあと5日となりましたね。
今日は、久々に自分の時間が取れたので、近くの総合病院に行ってきました。
というのも・・・、
夏に受けた人間ドックで再検査が必要な箇所をずーーっと放置したため、
先日、学校医の先生に、
「なんで再検査行ってないの?( *`ω´)今すぐに行け!!」
とご指導されてしまっため、渋々行ってきました・・・。
年末ということもあり、めちゃくちゃ混んでて、
診察まで3時間以上待ちました。
おかげで、読書がはかどりました。ww
さて、今日読んだ本は、『アウトプット大全』/樺沢紫苑 です。
とても興味深い内容で、読みやすく、スラスラ読めました。
この本には、「アウトプット」するための基本原則が、
科学的な理論に裏付けられ、わかりやすく書かれています。
学校の先生には、特に読んでほしい一冊です。
ちなみに、この本の著者である樺沢紫苑さんは、
普段、精神科医をされているそうです。
なぜ精神科医がビジネス書として「アウトプット」の本を書いたかというと、
樺沢先生いわく、
「アウトプット」をすることにより、
ひとりでも多くの人に仕事や学業によるストレスや
人間関係の悩みから解放されてほしい
という願いからだそうです。
たしかに、日本人は、自分の考えや思いを表現することが苦手です。
私のクラス(職場)でも、少なからず、そういう子(職員)はいます。
日本人は、言いたいことを我慢することを美徳とする人が多いと思います。
でも、
「気持ちを言葉に出す」「文字に書き出す」ことも、
生きていく上で、とても大切な能力だと思います。
実際に、著書の中で、それらを行うことにより、
ストレスが大幅に軽減することが明らかにされています。
そういうことを普通にできるようになる子が増えれば、
(参考:厚生労働省の調査によると、日本の気分障害患者数はこの20年ほどで2倍以上に増えていると言われています。)
こういった状況を我々教師が、
普段の授業や学校生活で変えることができれば、
本当の意味で豊かな国になるのではないでしょうか。
それには、まずは授業から。
児童がどんどんアウトプットできるように。
そして、自分自身もそうなれるようにしていけたらと思います。
それでは、今日はこの曲で。
ラップに乗せて世界にメッセージを発信(アウトプット)する彼女。
自分らしく頑張っている彼女の今後に期待です。