【STEAM教育とは】これからの教育に芸術分野がなぜ必要なの?
こんばんは。
昨日はあんなに暖かかったのに、
今日は一転、急に寒くなりましたね。
風邪ではありませんが、
花粉症なのか先週からくしゃみが止まりません・・・。
みなさんも、
体調を崩さないように気をつけていきましょう。
さて、
昨日から、こんな本を読んでいます。
落合陽一さんの、
『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』
・・・タイトル、長いっす。。
著者の落合陽一さんは、
見た目はこんな感じですが、
どうやらすごい経歴を持っているようです。
私のような庶民とは感覚が違うところもありますが、
共感できる部分も多い内容です。
簡単に読めるように意識して書かれているので、
気がついたら1日で半分くらい読み終えてしまいました。
半分くらい読んだところで、興味深いことが書かれていたので、
読んでいる途中ですが、気になって調べてみました。
STEAM教育
という言葉です。
STEAMとは五教科の頭文字を組み合わせた単語で、
S(Science)、
T(Technology)、
E(Engineering)、
A(Arts)、
M(Mathematics)
を表しています。
すなわち、科学、技術、工学、数学などの理数系科目と
芸術分野の科目を重視する教育方法のことです。
もともとは、アメリカの国家戦略として理数系人材育成が盛んになり始めた時期に注目されたワードですが、
STEM(理数系)が必要なのはなんとなくわかります。
IT化の進むこれからの世界を子どもたちが生きのびていく上で、必要であることは容易に想像できます。
でも、
なんでArt(芸術分野)が入るの?!!
STEMじゃなくて、STEAMなの???
この疑問に対しては、
アメリカのジャーナリストダニエル・ピンク氏が著書「ハイ・コンセプト「新しいことを考え出す人の時代」の中で答えてくれています。
彼によると、「グローバリゼーションの進化」「アジア各国の台頭」「オートメーション化の進展」に伴い、
「左脳主導思考」から、「右脳主導思考」に変化することが必要となるそうです。
そしてその右脳手動思考に必須な2能力が、
「ハイ・コンセプト」と「ハイタッチ」。
ハイ・コンセプトは、
規則性を見出す能力、芸術的で感情に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて、何か新しい構想や概念を生み出す能力「創造力全般」を指します。
ハイタッチは、
他人と共感する能力、人間関係の機微を感じる能力、自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力「対人コミュニケーション能力全般」を指します。
このように、
理数能力だけでなく芸術的な能力も今後求められるとのこと。
なるほど。
勉強になりました。
それでは今夜はこの曲。Shawn MendesとZeddの『Lost In Japan』
カナダ出身で今若い世代に人気があるショーンメンデスが、日本にいる愛しい誰かへの募る思いを歌っています。
人気DJのゼッドとコラボした楽曲です。
このミュージックビデオでは、2004年に公開された日本が舞台のハリウッド映画『ロスト・イン・トランスレーション』へのオマージュが、全体を通してたくさん盛り込まれています。
それでは、おやすみなさい。