良い体育授業のための基礎的条件
みなさん、こんばんは。
それぞれの学校で今、成績処理やら保護者会やらで忙しい時期ですね。
そんな忙しい中、
昨日、近隣の市町村で組織される体育研究会の勉強会に参加してきました。
私、こう見えても体育大学出身なんですが、
正直、最新の体育理論について、あまりよくわかってません。
昨日の勉強会を終えて、ふと、
忙しさを言い訳に、理論的なものをあまり勉強していない自分に気がつきました。
教員たるもの、教育のプロですから。
お金をもらっている以上、
日々研鑽を積んでいき、専門性を高めていかなくてはいけません。
理論的なことも少しずつ思い出すためにも、
これからちょいちょい
体育(スポーツ)の理論研究を進めていきたいと思います。
さて、今日は、良い体育授業のための基礎的条件という話です。
体育科ではあまりに有名な故高橋健夫先生は、
著書で「よい体育授業のための基礎的条件」について、以下の3点を挙げています。(高橋先生の著書を要約し、自分なりの言葉でまとめました。)
(1)学習従事時間が確保されている
教師がしゃべりすぎたり、準備の時間が無駄に長かったり・・・、それはNGです。よい体育授業は「十分な運動学習量が保証された授業」と言えるでしょう。
(2)学習の規律が確立している
よい体育授業は、気持ちがいいほど滑らかに進行していく。子どもたちが「構造化されたマネジメント」により約束事に従って行動している状態と言える。
(3)学習の雰囲気が明るく肯定的な関わりがみられる
これらに加えて、肯定的な人間関係(子ども同士の助言、励まし、補助、共同作業)や情緒的な解放(笑い、歓声、喜び)がある雰囲気が加われば、真の意味で「楽しい体育の授業」と言える。
このことは、体育の大学では必ず教わる基本的なことですが、
まずは、この3つを体育を指導するベースとしておさえる必要があるわけです。
また続きは後日。
明日は私の学校は保護者会です。
クラスの子どもたちの「シンクロマット」の授業を動画で見せたいと思います。
クラスの子たちが大好きな米津玄師の「打上花火」でやりました。
明日は保護者の皆さんに成長した姿が見せられればと思ってます。
それではおやすみなさい。