教師と育児と、時々DJ。

小学校教師を生業としながらDJとしても活動する中で日々感じていることを書き残していきます。

「校務支援システム」って何?

みなさんこんばんは。

 

私の勤務する小学校では、今日から2日間、

成績処理のための特別日課(早下校)になりました。

 

 

子どもたちは給食を食べて下校。

先生たちは、学校でひたすら成績をつけるためにひらすら何時間もパソコンに向き合うわけです。

 

「あの子の良いところ沢山書きたいけど、全然何も思い浮かばない( ;  ; )」

「道徳の成績なんて、一体どうつけたら良いのよ・・・。」

 

なんて思いながら、一人で悶々とぶつぶつ言いながらパソコンに向かう先生たち。

・・・孤独と時間との戦いです。

 

さて、本校では今年度から「校務支援システム」による成績処理を行っています。

おそらく、多くの学校がここ1〜2年で導入が始まってきていることと思います。

 

そもそも、校務支援システムって何?ってことですが、

 

平たく言えば、

 

教職員が抱える様々な仕事(校務)を一律のシステムでやりましょう

 

ってことです。

 

ちなみに、我々が行っている校務にはこんなものがあります。↓↓↓

f:id:YoshiT:20181204220849j:plain

(出典:(旧)JAPET校務情報化調査研究委員会における校務の定義)

これらの多岐にわたる業務をシステム化することで、教員のゆとりを確保しようってことなんです。

 

この取り組みが行われるようになった背景については、

 

過去の記事に書いたように、学校先生の異常なまでの長時間勤務が明るみになった

ことが要因です。

 

このことが明るみになったことで、

 

国は、統合型校務支援システムの導入促進に向けた調査研究を実施し、

 

平成28年3月に「統合型校務支援システムの導入のための手引き」を作成し、

Webに公開したわけです。↓

https://ict-enews.net/wp-content/uploads/2018/08/0831-mext.jpg

ちなみに、平成32年度(2020年)までにすべての自治体に校務支援システムを導入することを国は目標に掲げているそうです。

 

使い始めた感想としては、

 

使い慣れれば、それなりのメリットがある

と感じました。

 

具体的なメリットや、デメリットについては、まだよくわからないので、ここでは言及しませんが、

 

せっかく自治体がお金をかけて長時間勤務解消に向けてやってくれているので、我々も前向きに取り組んでいきたいと思います。

 

さて、今日はこの曲。

加藤ミリヤが10代の頃に感じていた孤独や心の闇をストレートに歌った曲「ディアロンリーガール」の「新約」版です。

 

では、また会いましょう。おやすみなさい。

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